石川・富山のグラフィックデザイナーやイラストレーターら11人の作品を集めた「オリジナルカレンダー展2011」が現在、北陸3県のギャラリーやミュージアムショップなど14カ所で開催されている。金沢では、雑貨店「CHELSEA New York KANAZAWA(チェルシーニューヨーク・カナザワ)」(金沢市矢木2、TEL 076-240-8714)などが参加。
クラフト作家のグループ展を開催している高岡市の「一期一会展実行委員会」が主催する同展。同実行委員会委員長を務め、同市の印刷会社でグラフィックデザインの仕事をしている林正人さんが知り合いのアーティストらに声をかけて2005年から毎年開いており、今回で6回目。
並べるのは、月替わりの卓上タイプと年間カレンダーの14種類。卓上タイプは11人がそれぞれ1点ずつ出品し、白雪姫、シンデレラ、ピノキオなどの童話をモチーフにしたメルヘンチックな作品や、動物の絵と「きっとできるよ」「きみをしんじてる」といったメッセージを組み合わせたもの、季節の写真をあしらったものなどがある。来店客は実際に手にとり、楽しそうに眺めている。
作品は販売も行う。縦・横約9センチの卓上タイプ小型は525円、縦約14センチ、横約12センチの中型は735円、縦14センチ、横20センチの年間カレンダーは210円。「チェルシーニューヨーク・カナザワ」には毎年買い求めに訪れる客もいるという。
同店の営業時間は10時~21時(12月31日は15時まで、1月1日・2日は18時まで)。同店での開催は1月31日まで(会期は各店により異なる)。