こだわりで人気-福井のラーメン店「岩本屋」が金沢初出店

一番人気の「半熟煮玉子」をトッピングした「らーめん]」

一番人気の「半熟煮玉子」をトッピングした「らーめん]」

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 福井県で、その作り方へのこだわりから絶大な人気を誇るラーメン店の「岩本屋・福井本店」(福井県福井市光陽2)が10月10日、国道8号線西念交差点近くに「岩本屋 金沢駅西店」(金沢市二ツ屋町、TEL 076-234-3900)を開店した。

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 「岩本屋」は1999年に福井市内で屋台から営業を始め、2年後の2001年に同市内で店舗を開設。現在は越前市にも出店するなど福井県内では絶大な人気を誇るラーメン店。今回の金沢駅西出店は3店目で、福井県外への初の出店となる。

 背油こってりのスープと風味ある「炙りメンマ」が特徴的で、注文時にスープの濃さや茹で上げる麺の固さ、背油やネギの量などを細かく指定でき、利用客がその仕上がりに納得いかなければ何度でも作り直して提供する「こだわり」で評判を呼んでいる同店だが、現在、利用客の要望に応えられる営業時間を十分には維持できない状況が続いているという。

 店長の小川さんは「こだわりゆえに、味には妥協できない。現在、水をはじめとする調理環境の違いから福井の本店と同じスープの味が出ないときがあり、不出来なものはすべて廃棄している。そのため十分な営業時間を確保できない場合があり、今、それが一番つらい」という。福井で同じメニューとして新たな評判を呼んでいるという「魚介系豚骨らーめん」も、「スープの出来は良好だが麺との相性に満足できず、製麺を見直しながら12月をめどに販売を開始する予定で、徹底した『こだわり』と『お客様の満足』を早く両立させたい」(同)といい、金沢での「らーめん」作りへの熱い思いを語る姿は、その分「味」への期待も感じさせられる。

 「岩本屋 金沢駅西店」の店舗面積は132平方メートル。店内には、テーブル席18席(6人がけテーブル3卓)、カウンター16席の計34席を設けるほか、約20人分の空席待ち用座席も用意する。

 メニューは、らーめん(700円)、つけ麺(700円)、魚介系豚骨らーめん(750円)、魚介系豚骨つけ麺(750円)。大盛りは各100円増し。そのほか、半熟煮玉子などの各種トッピング、明太子などの各種ご飯もの、鶏のから揚げや杏仁豆腐、生ビールなどの各種サイドメニューも提供する。

営業時間は11時~15時(当面はスープが続くまで)と17時~22時(当面はスープが続くまで)。

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