全国の作家がオリジナル作品販売-21世紀美術館で「まるびぃdeパーティ」

21世紀美術館の園路に並んだ手製アートを販売するテント

21世紀美術館の園路に並んだ手製アートを販売するテント

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 金沢21世紀美術館(金沢市広坂1、TEL076-220-2800)で10月9日~11日、開館6周年記念イベント「まるびぃdeパーティ6」が開かれ、県内外のクリエーターがオリジナル作品を販売するマーケットなど多彩な企画が繰り広げられた。

ヒーローのお面を作る親子連れ

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「まるびぃ」は同館の愛称。10月9日が開館記念日にあたることから、毎年この時期にイベントを開催している。

 販売対象を自作のアート作品に限定した「アートza(ザ)マーケットVIII」には、県内をはじめ北海道、東京、関西などからクリエーター64組が出店。園路沿いに設けたテントの中にアクセサリーや銅版画、ガラス細工のストラップ、革雑貨など、この日のために作り上げた作品を並べ、来場者に売り込んだ。

 インターネットで出店者募集を知ったという東京の小林由叶子さんは、クラフト作家の妹とともに夜行列車で来県。「晴也(はれんや)」のグループ名で、豚の足や唇をかたどったユニークな手作りキャンドルを販売した。日ごろ、銅版画作品を委託販売しているという富山市のみやけえみさんも「金沢には直接販売をできる場所が少ないので、このマーケットは貴重な機会」と話し、来場者とのコミュニケーションを楽しんだ。

 館内では、来場者を対象にしたワークショップも開催。大人は同館のチラシを使って、オリジナルエコバッグの制作に取り組み、子どもたちは「ヒーローのお面」作りに挑戦した。アマチュアジャズバンドのステージも行われた。

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