子どもが茶屋のおかみ・番頭に-ひがし茶屋街で体験イベント

浴衣姿で打ち水をする横山吏都君と遥愛ちゃん

浴衣姿で打ち水をする横山吏都君と遥愛ちゃん

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 昼はカフェを営む金沢・ひがし茶屋街の茶屋「懐華樓(かいかろう)」(東山1、TEL076-253-0591)で現在、子どもたちがカフェの客の出迎えや給仕を体験できるキッズ・アカデミー「こども女将(おかみ)・こども番頭」が開催されている。

お茶を運ぶ子どもたち

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 ひがし茶屋街のおもてなし文化や、大人が仕事をして給料をもらい、生計を立てているという社会の仕組みを子どもたちに学んでもらおうと、同店が今年初めて企画。8月1日から31日まで、3歳から小学3年生までを対象に受け入れている。

 11日午後は、金沢市森山町小2年、横山吏都(りと)君と妹の遥愛(はるあ)ちゃんが番頭とおかみを務めた。浴衣(ゆかた)に着替え、「こども番頭」「こども女将」のたすきをかけた2人はあいさつの仕方を練習した後、「デビュー」。店の前に打ち水をしたり、来店客にお茶やかき氷などを運んだりして「仕事」を体験した。

 来店客は小さな番頭とおかみのもてなしに目を細め、「かわいい」「しっかりしているね」と声をかけていた。1時間の仕事の後には、店内の売店で利用できる300円分の金券がそれぞれ「給料」として支給され、2人は買い物を楽しんだ。

 「こども女将・こども番頭」の体験料は2,000円で、1日5組限定。現在も予約を受け付けている。体験者には、アイスクリームやガーゼハンカチなどもプレゼントされる。

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