食品工場の見学・体験ガイドマップ-石川県食品協会が産業観光PR

石川県食品協会が発行した「体験・工場見学ガイド」

石川県食品協会が発行した「体験・工場見学ガイド」

  •  
  •  

 石川県食品協会(金沢市鞍月)はこのほど、同協会員の食品製造業者が実施する工場見学と体験に関する情報をまとめたガイドマップを発行し、PRに努めている。

 同冊子に掲載されているのは、県の伝統食品の地酒・しょうゆ・和菓子のほか、珍味・弁当などを製造する31社。

[広告]

 見開きには、各社が実施する見学や体験などの概要を、加賀・金沢・能登の3地域に分類し一覧で掲載する。マップには地図上に各社の所在地を分かりやすく表示。「石川の食文化にふれる旅」のコーナーでは各社の製造・見学の様子を写真で紹介するほか、営業時間・定休日・体験料金・連絡先・駐車場の有無などの詳細を記載している。

 「水と森の味 加賀」と題した加賀地区には5社を掲載。加賀棒茶の「丸八製茶場」(加賀市)は、工場見学や併設ギャラリーでのイベント情報を紹介する。老舗酒蔵の「加越」(小松市)では酒蔵独特の香りの中で日本酒作りを間近で見学できる。山里清流米を栽培する「ジャパンファーム」(小松市)では田植えから稲刈りまでを見学・体験し、秋の収穫時にかまどで炊いた新米を食べることもできる。

 「百万石金沢 伝統の味」の金沢地区では19社を掲載。老舗じょうゆ蔵の「ヤマト醤油味噌」(金沢市大野町)では見学・体験の「味噌蔵90分コース」と「DVD45分コース」を用意し、観光客のニーズに対応する。180余年の歴史を持つあめの「俵屋」(小橋町)では、竹のはしを使いおけからすくい上げ、つぼの容器に入れるなどの体験プログラムを用意する。創業120年の老舗和菓子店「越山甘清堂」(武蔵町)では和菓子作りと箔(はく)張りを体験できる。

 「能登はやさしや 味までも」の能登地区では7社を掲載。「大根音松商店なまこや」(七尾市)では30~60分の所要時間で珍味の「このわた」「くちこ」の製造工程を、「柚餅子(ゆべし)総本家中浦家」(輪島市)では丸柚餅子(ゆべし)づくりに欠かせないゆずのくりぬき作業を見学できる。

 同協会は「今年から東京や大阪など首都圏の旅行エージェントにも本格的にPRを始めた。石川の食文化に多くの人が関心を持ち、産業観光が発展すれば」と期待を寄せる。

 同冊子は金沢駅の観光案内所・小松と能登の両空港のほか、イベントなどで配布する。見学・体験の申し込みはマップに記載されている各社まで。

  • はてなブックマークに追加
後援申請20141009