セブン-イレブンが石川県に初出店-県内に8店舗同時オープン

セブン-イレブン鞍月4丁目店

セブン-イレブン鞍月4丁目店

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 コンビニ最大手のセブン-イレブン・ジャパン(東京都千代田区)が12月4日、石川県内に同時に8店舗をオープンし、同県初出店を果たした。出店したのは、金沢石川県庁前店、金沢片町1丁目店、金沢鞍月4丁目店、金沢問屋町2丁目店、内灘白帆台店、白山宮永店、小松市園町店、加賀市役所前店の各店舗。

地産地消弁当「北陸のうまいもの幕の内」

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 国内37都道府県で12,521店舗(今年11月末時点)を展開する同社は、今年1月に富山・福井の両県にも進出しており、北陸地区での店舗網を拡大している。今月2日、同社専用の米飯工場を白山市で稼働、新しい流通網により地域全体の効率化を図り、2011年までに北陸3県で約200店舗の出店を目指す。

 飽和状態にある同県コンビニ市場への後発となる進出について、同社は「北陸は共稼ぎの世帯が多く高齢化も進んでいる。ニーズを的確にとらえ、提供方法、システム開発によりまだまだ勝算はある」と説明し、競合店との差別化については「PB商品の品ぞろえの豊富さと商品価値を実感してもらえれば」と自信をみせる。

 同県初出店を記念し、地域の優良食材と郷土料理を取り入れたオリジナル新商品を地域限定で販売する。北陸3県の厳選素材を盛り込んだ「北陸のうまいもの幕の内」(550円)、「直巻能登中島菜と七尾港水揚げ焼き鯖おむすび」(115円)、「金沢大野醤油で焼き上げた焼きおにぎり」(110円)のほか、加賀野菜の一つ、五郎島金時を使った「さつまいもクリームシュー」(136円)、「五郎島金時を使った焼き芋ぱん」(185円)、一つずつ手作業で搾った「五郎島金時を使ったすいーとぽてと」(120円)が並ぶ。同社の商品開発担当者は「北陸は優良な食材が豊富。地元の生産者との関係を深めながら専用工場で質の高い食品加工を行っていきたい」と話す。

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