加賀のホテルアローレ(加賀市、TEL 0761-75-8000)は12月5日~来年1月10日、同ホテルで開催する光の祭典「光のインスタレーション2009」への出典作品を募集している。
同ホテルでは、加賀文化を発信することで地域の活性化を目指し、これまでにも地元オーケストラによるコンサートや、加賀野菜を使った料理イベントなどを開催してきた。
同イベントでは、次世代を担うクリエーターの若い才能を発掘するとともに、伝統的な加賀文化をイメージした「光のアイデア」を募集する。期間中、選ばれた作品がホテル内を美しいライティング・デザインで彩る。不動産系投資ファンド運用会社、リサ・パートナーズ(東京都港区)との共催。
作品のテーマは「未来を照らす加賀の灯火」。応募資格は18~30歳未満の建築、美術、デザインなどを学ぶ学生や若手クリエーターとし、プロ・アマは問わない。
設置場所は、同ホテル内の庭園・エントランス・車寄せ・バンケットロビー・駐車場・池・チャペル広場など自由に選択できるが客室内は不可。舞台となる同ホテルを見学することも可能(11月23日まで)。テーマ性・独創性・進歩性・審美性などの観点から審査を行い、書類による1次審査で選ばれた10組の作品に制作費として1作品につき10万円を助成。最終審査で選ばれた最優秀作品には20万円(1組)、優秀作品(2組)には各5万円の賞金を贈る。
同イベント事務局では「若者たちが地域の文化や伝統を見直すきっかけとなり、柔らかな知性と創造性で加賀文化を表現する『光・幻灯』をデザインしてもらえれば。制作助成金で自由に実験し遊んでもらいたい」と応募を呼びかける。
応募締め切りは11月24日必着。応募の詳細は同社のサイトで確認できる。