JR西日本、金沢総合車両所を一般公開-新旧車両や未公開設備も

ラッセルの開閉実演の様子

ラッセルの開閉実演の様子

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 JR西日本金沢支社は8月23日、金沢総合車両所(白山市新田)を一般公開し、往年の列車の展示や、普段は見ることのできない特急列車の運転席を公開するなどのイベントを開催した。鉄道ファンや家族連れ約5,800人が鉄道の魅力に触れた。

「キハ52気動車」の展示

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 同イベントは、JRが地域住民に向け「鉄道に親しんでもらいたい」と実施したもの。予約が必要な681系特急「はくたか号」の運転席見学と車掌体験には、事前申し込みした350人の鉄道ファンや子どもたちが参加した。ミニSLの乗車体験には希望者の長い列ができ、石炭のにおいが立ち込める中、SLの雰囲気を楽しんだ。ラッセルの開閉実演では会場に大きな歓声がわいた。

 そのほか、枕木の交換、車両点検のために使う天井クレーンでの特急「サンダーバード」の移動、トラバーサ移動の実演や、踏切の非常押しボタン体験など、普段、駅では見ることのできない車両や鉄道設備などを間近に見たり、体験できたりするプログラムが多数用意された。

 列車の展示では、忍者ハットリ君のラッピング列車、新型サンダーバード、キハ52気動車やSLの車体など、新旧の車体を来場者がカメラに収めた。鉄道資料館を開放した模型コーナーでは職員による解説も行われ、同社が取り組む技術開発や環境問題もパネルで紹介した。

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