地元食材を使った「金澤ドーナツ」-「ドーナッツプラント」がアイデア募集

金沢らしい「金澤ドーナツ」アイデア募集

金沢らしい「金澤ドーナツ」アイデア募集

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 首都圏を中心に展開するドーナツ店「ドーナッツプラント」(東京都港区)の「金沢駅店」(金沢市木ノ新保町、TEL 076-208-3003)は現在、地元食材を使ったオリジナルドーナツ「金澤ドーナツ」のアイデアを募集している。

ドーナッツプラント金沢駅店

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 石川県が自然に恵まれ食材の宝庫であることから、ドーナツを通してその魅力を全国や世界に発信しようと、金沢出身の同店店長・宮田和雄さんが企画した。応募は、石川県産の果物や野菜などを素材にした「金沢らしい」ドーナツのアイデアを、店頭のハガキに生地や装飾に使用したい材料(季節限定の素材でも可)とイメージするドーナツのラフ画を色鉛筆などで描き、コメントなどを記入して郵送する。10歳以上なら誰でも応募できるが、1人1通まで。

 同店のスタッフが選考後、本社や工場の製造担当者らと商品化を審査し、結果は8月20日に店頭で発表する。「優秀アイデア賞」5人のアイデアは「金澤ドーナツ」として商品化を予定しているほか、同店のケーキドーナツ30個と1万円を贈る。また、応募者全員に同店のケーキドーナツ(290円)1個の引き換え券を送る。

 募集を始めた今月1日から2週間で既に約150件の応募があったという。「どのアイデアも熱心に考えられている」と驚く宮田さん。ドーナツのラフ画は色鮮やかに描かれ、「素材を選んだ理由やコメントにも地元の食材や文化に対する愛着が感じられる」とも。現時点では「五郎島金時」「加賀棒茶」「小坂レンコン」「天然塩」などの素材や金箔を施した装飾のアイデアが寄せられている。宮田さんは「企業が一方的に新商品を作るのは簡単。今回の企画は当社のドーナツを食べた人が、金沢のことをよく考えて真剣に応募してくれている。年齢層は10~70代まで幅広く、特に男性の応募が多い点は食への関心の高さを感じる。ユニークないいアイデアを寄せてほしい」と期待を寄せる。

 同社は、合成着色料・保存料・化学調味料や人口甘味料・増粘剤や安定剤・卵を使わず、自然の素材を生かした手作りドーナツとして人気を集めている。地方への出店は珍しいが、金沢出店は「食を含めた文化の質の高さを評価した結果」(宮田店長)という同店は昨年12月23日、金沢駅ビルの金沢百番街・くつろぎ館2階にオープンした。

 営業時間は10時~20時30分。応募は6月20日到着分まで。

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