金沢大学病院内に「タリーズコーヒー」-医療現場に「癒やしの空間」

金大病院にオープンしたタリーズコーヒー

金大病院にオープンしたタリーズコーヒー

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 コーヒーチェーンの「タリーズコーヒー」(本社=東京都新宿区)が5月7日、「タリーズコーヒー 金沢大学病院店」(金沢市宝町、TEL076-261-0128)をオープンした。同社が進める病院内への出店計画の一環として全国22店舗目で、石川県では初となる。

金大病院内のタリーズコーヒー

 同店は、金沢大学付属病院新外来診療棟の開院に合わせ、生花店「花まつ」などとともに1階プロムナードにオープン。通院や入院の患者のほか病院職員など関係者の利用を想定している。

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 同社では病院という環境でありながら、街中にいるような雰囲気を味わえる「癒やしの空間」を提供しようと、ハード・ソフトの両面で工夫を凝らす。注文時に車いすでも足が当たらないようレジカウンターの足回りにくぼみを付け、カウンター部分の角には丸みを持たせた。商品を提供するカウンターの高さも通常店舗より低くして手すりを付けるほか、客席には座りやすさを考えたクッション素材の肘かけ付きいすや、つえがかけられるいすを用意した。通常はセルフサービスが主流だが、車いす利用者や点滴をつけた患者には商品を席まで届ける。メニューは通常の店舗と同じものを提供。席数は28席(全席禁煙)。

 近年では病院の新築や増改築の際、患者の療養環境の向上や職員の福利厚生を目的にカフェを導入するケースが増え、その取り組みが浸透しつつある。同社では、そうしたニーズをとらえた店舗設計と患者に配慮した空間作りを心がける積極的な展開を進め、2004年に病院内店1号店となる「タリーズコーヒー 好仁会 東大病院店」をオープンした。以後、病院への出店を積極的に進め、日々緊張感のある医療の現場に「癒やしの空間」を提供している。

 オープン初日は患者や病院職員など多くの人が訪れ、「ありがとう」と笑顔でスタッフに語りかける患者の姿も見られた。同社広報担当の三森さんは「病院内でのカフェのニーズは高く利用者にも好評。患者さんや見舞いの人、職員にも癒やしの空間を提供したい」と話す。

 営業時間は、平日=7時30分~20時、土曜・日曜・祝日=8時30分~17時。