自作プラネタリウム工房、金沢の図書館で出張上映-すべて一人で操作

3月に金沢市「玉川こども図書館」で開催されたプラネタリウム上映会(写真提供=工房ヒゲキタ)

3月に金沢市「玉川こども図書館」で開催されたプラネタリウム上映会(写真提供=工房ヒゲキタ)

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 金沢市立泉野図書館(金沢市泉野町4)で4月29日、「工房ヒゲキタ」による出張プラネタリウム上映会が開催される。

実際にプラネタリウムを体験する親子(写真提供=工房ヒゲキタ)

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 工房を主宰するのは金沢市在住の北村満さん。「ヒゲキタ」の名称は北村さんのトレードマークの口ひげに由来する。北村さんはサラリーマンを経て1997年に工房を設立。自作の移動式プラネタリウムを抱えて全国の小学校やイベントを中心に出張上映会を手がけている。プラネタリウムの総入場者は11年間で10万人を突破し、宇宙飛行士の土井隆雄さんが観覧に訪れたこともあるという。

 北村さんの移動式プラネタリウムはすべて手作り。投影機は台所にある鍋を2つ合わせて球形にし、空の星の位置に約6千個の穴を開けたもの。星の等級によって開ける穴の大きさを調整し、明るさを変えている。子どもであれば約30人を収容できるドーム型テントも、ビニール袋を利用して自作。家庭用の扇風機を使って空気を送り込み膨らませるもので、空気を抜けばコンパクトに折り畳め、持ち運びも容易だ。上映もナレーションもBGMも「他に人がいないから(笑)」とすべて北村さんが一人で行う。

 上映会は季節の星座上映とオリジナル立体映像の投影の2部構成。立体映像は、宇宙船や恐竜など自作の模型を赤と青の電球を通してドームに映し出すもので、3Dメガネをかけて見ると映像が空間に浮かび上がり、頭上を越えていく。シンプルながら迫力満点のこの仕組みは2006年、ノーベル物理学賞受賞の小柴昌俊さんが審査委員長を務める学研科学大賞で優秀賞を受賞した。

 北村さんは「プラネタリウムを見た後は、本物の星座にも親しんでほしい」と話す。

 上映時間は10時30分~、 11時~、11時30分~、12時~の計4回。各回定員は25名で、当日10時より希望の回の整理券を配布する。無料。

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