兼六園(金沢市丸の内)で毎年行われる「観桜期の無料開園」が間近に迫った。
兼六園は毎年、金沢地方気象台発表の桜の開花宣言後の見ごろの1週間、無料開園されるもので、観光客のみならず金沢近隣住民が兼六園を訪れ、桜を鑑賞して春の訪れを楽しむ。金沢地方気象台によれば今年の開花予想日は4月1日(3月19日現在)。
兼六園は、ソメイヨシノ=約200本、ヒガンザクラ=約80本、サトザクラ=約60本、ヤマザクラ系=約50本、オオシマサクラ系その他=約30本の合計約420本の桜が咲き誇る桜の名所でもある。
同園に隣接する「成巽閣」では、前田家伝来の雛と雛道具を展示する「前田家伝来 雛人形雛道具特別展」が開催されている。今年は特別企画として、例年巡回展示としていた前田家所縁の雛道具、次郎左衛門雛、室町雛より過渡期の雛、有職雛、古今雛などをそろえ展示。4月16日まで。