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「北陸チャリティーレストラン」17店が能登復興支援イベントに出店

「PEACEFUL TABLE 2024 for 能登 by 北陸チャリティーレストラン」メニューの一例

「PEACEFUL TABLE 2024 for 能登 by 北陸チャリティーレストラン」メニューの一例

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 「PEACEFUL TABLE 2024 for 能登 by 北陸チャリティーレストラン」が7月6日・7日、石川県産業展示館(金沢市袋畠町)で開催される。

北陸チャリティーレストランの活動の様子

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 ライブイベント「PEACEFUL PARK 2024 for 能登」と同時開催する同イベント。

 北陸チャリティーレストランは、石川県内の飲食店従事者などが2016(平成28)年発生の熊本地震の復興支援のために立ち上げた。能登地震発生後は、自ら被災しながらも食事支援を行う現地のシェフをサポートするため1月2日から活動を開始。七尾市の炊き出し支援を皮切りに、金沢市や羽咋市のセントラルキッチンで調理した料理を奥能登の避難所などに届けたり、4月末までは奥能登3市町で学校給食支援を行ったりした。3月1日には金沢市内で洋菓子店を経営する西川開人さんを代表としてNPO法人の認可を受け、活動を強化した。

 イベント期間中、会場では石川県内の17店が飲食ブースを出店。店舗が半壊または全壊して今も営業を再開できていない輪島市・七尾市・羽咋市の飲食店もNPO「北陸チャリティーレストラン」がサポートして出店する。

 同NPOスタッフで和菓子店「松葉屋」(小松市大文字町)店主の那谷忠之さんは「自分たちには地元の飲食業者としてのネットワークがあり、仲間を助けたくて動き始めたが、同職種だけでなく多方面からの協力が集まって活動している。震災後にボランティアで能登へ来てくれた芸能人の炊き出しのバックアップをした縁で、今回のイベントにも参加することになった」と話す。

 那谷さんは「まだ能登には支援が必要で、一人一人が今もできることはある。能登から参加するシェフたちだけでなく、料理を食べたり能登の食材や商品を買ったりしてくれる人みんなが笑顔になるイベントにしたい」と意気込む。

 開催時間は、6日=12時~17時、7日=11時~16時。入場無料。

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