12月3日~9日の障害者週間に合わせ、内灘町役場(石川県内灘町大学1)で12月7日、庁舎の大部分を開放してクリスマスイベント「サンタをさがせ!!」が行われる。
同イベントは、子どもから高齢者までの一般参加者が障害者と少人数のグループになり、共に行動し、協力し合ってウオークラリーを楽しむことで障害やバリアフリーの問題について理解することを目的としたもの。実行委員会が中心となって2006年より毎年同週間に合わせて開催しており、初回は300人、昨年は400人を超える参加があったことから、今回は午前と午後の2部制に規模を拡大した。
同庁舎は6階建て。イベント当日は、1階を発着点とし、6階のラウンジや5階の町長室、2階の議場など、各階にチェックポイントを配置する。各ポイントでは、町長や議員らが参加者と意見交換する「模擬議会」のほか、障害に関するクイズやクリスマスカード作り、クリスマスツリーの飾り付け、点字体験などが行われ、最後は1階の町民ホールでクリスマスパーティーが開かれる。サンタクロースには町三役のいずれかが扮(ふん)するなど、内灘町が全面的に協力する。
第1部=10時開始、第2部=14時開始。参加費は1人300円。問い合わせは「サンタをさがせ!!」実行委員会(内灘町社会福祉協議会内、TEL 076-286-6953)まで。同庁舎1階ロビーでは、町内の小学生が描いた「障害者週間ポスター」を今月12日までの予定で展示している。