インスタグラム上でARを作成するワークショップが1月30日、金沢未来のまち創造館(金沢市野町)で開催される。
AR(Augmented Reality)は「拡張現実」と呼ばれ、現実世界にデジタルのデータを重ね合わせて情報表示を行うコンピューティングの手法。近年流行したゲーム「ポケモンGO」は、プログラミングが現実空間へ組み込まれるARの可能性を広く示し、社会現象にもなった。
今回のワークショップは、インスタグラム上でのAR作成を学ぶ初級編として開催。座学では事例をもとにARを解説し、制作実技では自分の顔に反応する機能と空間に平面画像を表示させAR世界を出現させる機能を作成してもらう。
主催するkanazaWAZA研究所の澤田雅美さんは「ARには現実世界でのエンターテインメント性があり、アートなどにも双方向性が広まっていくといわれている。地元・金沢にARクリエーターが育つことで、金沢の情報発信力の幅をさらに広げたい」と話し、「デジタルアートを飛躍させる取り組みとして金沢でデジタルアートフェスを開催したい」と意気込む。
開講時間は13時15分~16時。料金は8,000円(高校生は5,000円、身分証明書必要)。パソコン・タブレットまたはスマホとARに使いたい2次元デジタル画像の持参が必要。参加申し込みはフェイスブックページで受け付ける。