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石川唯一のミニシアターもコロナで休館 独自クラウドファンディングに支援集まる

休館前のミニシアター「シネモンド」

休館前のミニシアター「シネモンド」

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 金沢市唯一のミニシアター「シネモンド」(金沢市香林坊2、TEL 076-220-5007)が5月1日、独自のクラウドファンディングを始めた。

 新型コロナウイルスの影響で4月15日から臨時休業している同館は、緊急事態宣言の解除にあわせて再開を目指しているが、いまだ見通しは立たない。代表の土肥悦子さんは「開館22年で最大の危機」と表する。

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 石川県内唯一のミニシアターを守ろうと、映画ファンからは応援の声が寄せられているという。全国的に映画業界へのクラウドファンディングも行われる中、「劇場には行けないが応援したい」「ミニシアターがなくなってほしくない」という声を受け、同館存続のため独自のクラウドファンディングを立ち上げた。午前0時の開始から12時間の時点で150万円を超える支援金が集まっており、支配人の上野克さんは「一晩で多くの支援が集まったことに驚き、勇気づけられたと同時に、同館を大切に思ってくれる人のため、踏ん張っていきたい」と話す。

 クラウドファンディングへの賛同者には、オリジナルのトートバッグや手拭い、映画フィルム用の保存缶を製造する「足柄製作所」(神奈川県)のフィルム缶のほか、営業再開後のスクリーンに名前を上映するなどのリターンを用意する。

 同館のオンラインストアでは、「シネモンド支援鑑賞券」(2,000円)も販売。鑑賞券は営業再開後に利用可能で、通常の一般鑑賞料金(1,800円)との差額を同館と配給会社への支援に充てる。配給会社「東風」(東京都)や映画監督・想田和弘さんが立ち上げた「仮設の映画館」にも参加。上映予定だった「春を告げる町」「精神0」「タレンタイム 優しい歌」「どこへ出しても恥かしい人」「島にて」「プリズン・サークル」の6作品でスタートし、オンライン上で配信した収益を同館と配給会社、製作者で分配する。

 土肥さんは「劇場存続の危機に、映画を作る人と映画を届ける人、映画を見る人が手を差し伸べてくれたことに感激している。映画は生きるために必要なもの。いつか安心して劇場に来ていただき、暗闇でともに映画を見る喜びを分かち合えるよう、ご支援いただければ」と呼び掛ける。

 クラウドファンディング、「シネモンド支援鑑賞券」「仮設の映画館」の参加や購入はホームページから受け付ける。クラウドファンディングは6月30日まで。

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