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金沢駅近に原始焼きが看板の炉端焼き店 QRコードで席から直接注文も

「金澤ととと」看板料理の原始焼き

「金澤ととと」看板料理の原始焼き

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 原始焼きが看板の炉端焼き店「金澤ととと」(金沢市堀川町、TEL 076-287-5572)が2月14日、金沢駅近くにオープンした。

【VRで読む】金沢駅近くにオープンした原始焼きが看板の炉端焼き店「金澤ととと」

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 和風モダンにまとめた2階建ての同店。1階は炉端を囲むようにカウンター22席を配しライブ感を楽しめるようにした。落ち着いた雰囲気の2階はテーブル32席を設け、ろうそくやプロジェクションマッピングで演出し、40人ほどの団体利用にも対応する。県内外から幅広い利用客を見込み、客単価は3,500~4,000円程度。

 フリーWi-FiからQRコードを読み込み、席からじかにオーダーできるシステムを導入。分かりやすくカテゴライズしたメニューには、料理の説明や楽しみ方など確認できるよう工夫した。「気軽に注文することができ、多くのお客さまに利用いただいている」と店長の中村基二さん。

 看板料理の原始焼きは、炭火を使い「遠火の強火」でじっくりと焼く昔ながらの調理法。魚の頭を下に逆さに立てることで余分な水分が流れ落ちうま味が凝縮し、外はパリッと中はジューシーに焼き上がるという。「のどぐろ」(2,480円)、「氷見ブリ西京焼」(1,480円)など旬の食材を焼き上げる。「百万石ジャンボ椎茸(しいたけ)の炭焼き」(380円)、「能登牛三角」(1,980円)など地物食材を使った炉端メニューも。

 一品料理にも地物食材を使った創作料理が並ぶ。人気筋は郷土料理の治部煮をアレンジした「鴨(かも)・伊予柑(いよかん)・蓮根饅頭(れんこんまんじゅう)の治部煮」(780円)、煮汁に赤酒を使う「のどぐろの艶煮」(2,980円)、注文を受けてから精米し約40分かけ土鍋で炊き上げる「白海老(えび)天土鍋ご飯」(1,280円)など。

 アルコールメニューは、「金澤ビール」(980円)や「石川の日本酒4種飲み比べ」(980円)のほか、富乃宝山などの銘酒を手掛ける西酒造が造る「尽ジントニック」(680円)など(価格は全て税別)。中村さんは「お客さまが元気に笑顔になって帰ってもらえる店づくりを目指したい。料理はもちろん、サービスの面からも盛り上げたい」と話し、来店を呼び掛ける。

 営業時間は、火曜~木曜・祝日=17時30分~24時、金曜・土曜・祝前日=17時~翌1時。月曜定休。

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