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21世紀美術館で「浦建築作品展2017」 世界で活躍する建築家の講演も

昨年開催の様子

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 金沢の21世紀美術館(金沢市広坂2、TEL 076-261-1111)の市民ギャラリーBで9月5日、「浦建築作品展2017『カタチと夢をつなぐものV』」がスタートする。主催は浦建築研究所(本多町3、TEL 076-261-4131)。

「浦建築作品展2017」チラシと会場の様子

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 「お客さまの『夢』を、空間という『カタチ』で表現する設計」を手掛けているという同社。「地震に強い・人に優しい・夏涼しく冬暖かい・環境によいなどの要素をバランスよく建築の中に織り込むこと」が設計する上で重要として、意匠・構造・設備の各専門家がそろう「組織設計事務所」を掲げている。

 自社物件の近作を中心とした「作品展」と、国内外で活躍している建築家を招き、北陸の建築文化の発展に寄与することを目的とした講演会を企画し、約3年に一度実施している。海外事業として中国を中心に設計業務を手掛けるなど、国内外に活動の場を広げる同社のこれまでの取り組みや、未来に向けての提案を紹介する。

 10日14時から、ITビジネスプラザ武蔵(武蔵町14)6階交流室で、記念講演会「場所の記憶から建築を考える」を開催。パリを拠点に活躍している田根剛さんを招き、エストニア国立博物館をはじめとした国際的な作品制作の経験について聞く。

 広報担当の万波智美さんは「60周年の歩みや作品現場を体感できる『VR体験』も。建築に興味のある方はもちろん、普段は建築を身近に考える機会が少ない方も、この地域に関わる多くの方々にご参加いただけたら」と来場を呼び掛ける。

 開催時間は10時~18時(金曜・土曜は20時まで)。入場無料。9月10日まで。

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