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金沢・にし茶屋街近くに複合施設 薬局とカフェ、新たな交差点のシンボル目指す

金沢・にし茶屋街近くに複合施設 薬局とカフェ、新たな交差点のシンボル目指す

にし茶屋街近くで古くから営業する「安藤薬局」が建て直しで再スタート

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 金沢の観光地・にし茶屋街近くの複合施設「安藤芳園堂ビルヂング」が建て替えを終え、4月5日、1階に「安藤薬局」(金沢市野町1、TEL 076-241-3349)と「薬屋カフェ」(TEL 076-280-0621)がオープンした。

【パノラマVR】建て替えで複合施設として生まれ変わった「安藤芳園堂ビルヂング」

 にし茶屋街から金沢市の中心部・片町に抜ける広小路交差点に面し、オーナーでもある「安藤薬局」やテナントが入居していた同ビル。「安藤薬局」は1849(嘉永2)年の創業以来、同所で金沢の街を見守ってきた。

 今回、道路拡張や耐震強度問題などでビルを建て替えることになり、「金沢R不動産」(新竪町3)が設計・デザインを監修。町家を思わせる外観に、道路に面した正面部分は格子のようにデザイン。そこから漏れる明かりで街を照らすあんどんをイメージしている。大正時代に店舗屋根に飾られていた棟飾り(むねかざり)も取り付け、交差点のシンボルを目指す。

 「安藤薬局」店主を務めるのは安藤文江さん。古くから保管されていたものを整理した際見付かった「安藤薬商」と記した年代物の法被を着こなし、店頭に立つ。店内には薬や化粧品のほか、野菜やレトルト食品なども並び、「この辺りは市内でも早く高齢化が進んだ地域。スーパーなども徒歩では遠いため、地域の方が便利に使ってもらえる店を目指している」と話す。

 「薬屋カフェ」の店主は娘の安藤詩乃さん。10年ほどカフェに勤めた経験を生かし、夢だった自分の店を持った。前ビルにも同じ場所に2000年ごろまで喫茶店があり、「子どものころから薬局の隣にカフェがあるという組み合わせがしっくりきていた」という詩乃さん。タンゴが流れる17坪の店内には、カウンター3席、テーブル13席を設ける。アンティーク風のテーブルやスツール、祖父のものだという本棚に古書店巡りが趣味だという詩乃さんがセレクトした本が並び、新しい中にもレトロな雰囲気が流れる。

 提供するのは3種類から選べる「ホットコーヒー」(400円)やアルコールの入った「ラム珈琲」(600円)などドリンクメニューのほか、店内で焼く焼き菓子や手作りパンを使った「サンドイッチ(スープ付)」(600円~)などの軽食も用意する。

 詩乃さんは「にし茶屋街や寺町寺院群など古いものも多い中で、街に溶け込む店を目指していきたい。母の薬局の隣で、2店で1つとして共に地域に根付き、街を盛り上げていければ」と話す。

 2階、3階部分は現在、テナントを募集している。営業時間は、「安藤薬局」が10時~18時、日曜定休、「薬屋カフェ」は10時~18時。水曜定休。

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