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金沢に人気ラーメン店「大河ラーメン」の兄弟店「海里」 鮮魚麺を看板メニューに

鮮魚醤油らーめん

鮮魚醤油らーめん

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 JR金沢駅兼六園口近くに1月30日、ラーメン店「鮮魚麺 海里」(金沢市堀川町5、TEL 076-255-0028)がオープンした。

【パノラマVR】金沢駅兼六園口近くにオープンした「鮮魚麺 海里」

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 同町で営業し、行列が絶えない店として市内でも知名度を上げる「麺屋 大河」(堀川町6)の兄弟店として開店。みそラーメンを掲げる「麺屋 大河」とは一線を画し、同店では鮮魚系をベースとした「鮮魚麺」を売りにする。約8坪の店内には、カウンター9席を設ける。

 提供するのは、中央卸売市場から毎朝仕入れる新鮮なあらから出汁(だし)を取る「鮮魚醤油(しょうゆ)らーめん」(700円)。スープは香りや状態に繊細な注意が必要なため、オーダーごとに火を入れる。麺は一般的なものに比べて長めに作られており、歯切れの良さが自慢で伸びにくいのも特徴。具には、提供直前に炙(あぶ)るタイのほぐし身を載せる。

 もう一つの看板メニューとして「貝塩らーめん」(850円)も。具にはアサリとネギ、ユズ、三つ葉を載せる。「その日の仕入れによって、今日はアサリを使おう、帆立が入ったなど、使う貝の種類が異なる。日々変化がある味をお楽しみいただければ」と店主の折戸征史さん。

 全国的に「今、鮮魚系のラーメンがブームの兆しを見せている」というが、「ブームに乗っかった鮮魚系ではなく、魚がおいしい金沢だからこそ提供できる金沢らしい鮮魚麺で地元の方に喜んでいただきたい」と折戸さん。「ターゲットは、最近ラーメンはしばらく食べていないという年配の世代。ラーメンを食べていながら和食を味わうような感覚で食べてもらえれば」と話す。

 営業時間は11時30分~15時、18時~23時(スープが無くなり次第)。日曜定休。

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