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金沢の企業がスマホ依存症対策アプリ 自己管理目的にアプリ内課金も

「タイマーロック3」を開発したヨシタデザインプランニングの葭田さん

「タイマーロック3」を開発したヨシタデザインプランニングの葭田さん

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 金沢市のデザイン企画会社「ヨシタデザインプランニング」(金沢市示野中町2、TEL 076-232-5442)が10月20日、スマートフォン向けアプリケーションソフト「タイマーロック3」を発表した。

「タイマーロック3」のチラシ

 同アプリは2014年3月に第1弾を発表、同年「タイマーロック2」を開発し、合計約6万ダウンロード、現在でも毎日のダウンロード件数は100を数える。前作までは主に親が中高生の子どもに向けスマートフォンの使用を規制するためのものとして利用され、ロック開始時間と解除時間を設定、パスワードを入力することで電話発着信以外の全てのアプリケーションがロックされる。

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 同作は主に自己管理ができる高校生や大学生、社会人に向け、スマートフォン依存症を自分で抑制するために開発された。開発は前作のユーザーの3分の1が自分で使うために使用しているというデータが元になっており、「課金制でもいいからロックを強化してほしい」というユーザーからの意見を取り入れた。

 10分単位で最大6時間まで設定可能で、アプリケーションをロックし我慢できずに途中で解除する場合は1回につき100円が課金される。課金先は同社でアプリの運用資金や将来的には寄付も考えているというが、同社社長葭田護さんは「実際に課金する人はあまりいない。100円の壁、もったいないという意識が働いてスマートフォン依存症に対し大きな抑制力になっている」と話す。

 機能の一つとして、ロックした時間の合計時間が「時間貯金箱」として表示される。葭田さんは「今はメディアでもスマートフォンの見過ぎは美容や健康に悪いと取り上げられるほど、社会問題になっている。時間貯金箱にたまった時間は有意義に使えた時間とも言える。人間の心理に訴えかけたこのアプリの使い道は幅広い」と話す。

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