金沢の異色作家として活動する熊谷南峯さんが、大人向けに筆文字アート教室(金沢市西金沢2、TEL 076-249-9011)を開講し、その楽しい書体が女性の間で人気を集めている。
熊谷さんは26歳から独学で書道とレタリングを学び、清酒ラベルや店舗看板などの筆文字ロゴの制作を手がけた。その書体は、線質の強弱・独特のはねに特徴があり、2006年には「南峯流」(なんぽうりゅう)として、書道流派では日本で初めて商標登録が認定された。
天台宗の総本山、比叡山延暦寺の開宗1200年を記念して、2005年に新延暦寺会館が建てられた際には、熊谷さんの墨書「濫觴(らんしょう)」が永久収蔵され、壁面に飾られている。
同教室は、寺子屋風に畳の部屋に長机を置き、2~3人の少人数制で行われるが、20~30歳代前半と子育てが終わって趣味を楽しむ50~60歳代の女性受講者が多いという。楷書、隷書、遊楽書、縁起文字の4つのコースがあり、月謝は月3回で6,000円。