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石川県産リンゴ「秋星」と地元日本酒蔵コラボのリキュール、人気で品薄

サカイダフルーツが販売する「秋星のお酒」

サカイダフルーツが販売する「秋星のお酒」

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 金沢の青果店「サカイダフルーツ」(金沢市武蔵町、TEL 076-260-6112)が昨年11月発売した県産リンゴ「秋星」と地元日本酒蔵とコラボしたリキュール「『秋星』のお酒」が人気を集めている。

県産リンゴ「秋星」と地元日本酒蔵がコラボしたリキュール「『秋星』のお酒」

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 同店では県産青果の認知度を上げようと、ほぼ毎年オリジナル酒を開発している。昨年発売した1粒2万円ともいわれる高級ブドウ「ルビーロマン」を使ったワイン「ルビーの輝き」は、1本(720ミリリットル)5万4,000円と高価でありながらも、北陸新幹線開業に湧く観光特需の後押しもあり、限定2500本のうち既に1500本以上を売り上げた。

 次に手掛けたのが、県オリジナルのリンゴ「秋星」と地元「やちや酒造」(大樋町)の上質純米酒を合わせたリキュール。リンゴを皮ごとざく切りにし純米酒に漬け込み1年2カ月熟成させることで、リンゴ本来の豊かな香りと純米酒のまろやかさを引き出した。鮮やかな赤色と雑味のないリンゴの熟成香が特徴。

 企画当初は2~3カ月の熟成期間を予定していたが、味わいの薄さから期間を延ばしたところ「思わぬ芳醇(ほうじゅん)な仕上がりになった」という。「ストレートではもちろん、ソーダ割りやロックもおすすめ」と小池田均社長。

1000本限定で製造したところ、口コミで人気となり在庫は残り200本を切った。「秋星を使ったアルコール類の開発も難しく、他に商品化された例はないと思う。県産でコラボした自慢の味わいを試してもらえれば」とも。

 価格は、300ミリリットルで1,728円。同店オンラインショップのほか、市内の酒販店、「めいてつエムザ」で取り扱う。

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