IT関連の総合展示会として日本海側最大を誇る「eメッセ金沢2008」が5月22日~24日に開かれ、48,000人を超える来場者を数え閉幕した。主催は石川県情報産業システム工業会で、県産業展示館を会場に今年23回目の開催となる。
今年のテーマは「その先に 見える つながる ユビキタス」。県内のIT関連企業、印刷、商社、高等教育機関、放送局など68の企業と団体が出展し、IT社会の未来を予感させる多彩な展示ブースが並び、来場者は年々進化するIT機器やITを使ったサービスの多様化に目を見張った。
会場にはビジネスマンのほか家族連れも数多く目立ち、キャラクターが飛び出てアクションする仮想立体絵本や立体映像の実演コーナーでは、子どもたちの歓声が上がった。関心の高まる無線通信やITセキュリティー関連をはじめ、操作性や視認性を向上させた新商品やサービスも多彩に紹介され、展示担当者とその場で商談を行う姿も見られた。
このほか、基調講演やテクニカルセミナーなども行なわれ、県内の工業高校が自作マシンの出来栄えを競うマイコンカーラリーにも人気が集まった。