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金沢で作家・岩井美佳さん初個展 布と映像・音楽の融合、影絵コンサートも

オーガンジー布に投影された映像作品

オーガンジー布に投影された映像作品

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 近江町市場近く北國銀行3階のギャラリー「金沢アートグミ」(金沢市青草町、TEL 076-225-7780)で現在、岩井美佳個展「浮遊するリアル」が開催されている。

【パノラマ】 展示の様子

 金沢市出身で、金沢美術工芸大学で日本画と染織を学んだ岩井さん。印刷物のデザイナーとして活躍する一方、水彩画やそれを用いた映像の創作活動、ピアノやフルートの奏者として音楽活動を続けてきた。

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 「ピアノを弾くことと水彩画を描くことはとても似ている」と感じた岩井さん。2013年に金沢の寺院で開催された「オテラート」で、自身が描いた水彩画を使った映像を布に投影した展示を行ったことがきっかけで、舞台や演劇の映像作品を手掛けるようになった。

 会場には、岩井さんが染めた全長140メートルのシルクオーガンジーの布が天井からつるされ、植物を中心とした水彩画の映像作品を投影する。映像は、岩井さんがメンバーとして参加する音楽ユニット「ナリモ」や岩井さんが演奏するピアノ曲の音量に合わせて、にじみ具合や明るさ、彩度などがリアルタイムに変化。来場者は、その時々で変わる幻想的な空間内を歩いて体験することができる。

 岩井さんは「自分が表現する水彩画・映像・音楽・布を、ようやくうまく融合して表現できるようになった。初めての個展で気づきがいっぱいあったが、今後もこの経験を生かして活動を行っていけたら」と話す。

 会場前には、岩井さんと交流のある金沢美術工芸大学出身の作家「gris-gris leathers(グリグリレザーズ)」の革製品や、テキスタイル造形ユニット「takatachi」の作品を販売する。26日には、インドネシアの影絵芝居「ワヤン」のコンサートとワークショップを開催。ワークショップでは、カラフルな動物の影絵を作り会場内の布へ投影することができる。最終日の27日には、金沢で活動するアコースティック楽器奏者や大阪のジャワ影絵グループなどを招きセッションライブを行う。

 開催時間は10時~18時(26日はイベントのため変則展示、27日はライブのみ)。入場無料。今月27日まで。影絵ワークショップ・コンサートは26日15時~17時、ワークショップ参加は500円(要予約)。ライブは27日14時~(13時30分開場)。入場料は3,000円(前売り2,500円)で特製おやつとドリンク付き。

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