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無国籍料理店「ももや」が復活オープン-複合タウン「シェア金沢」に

柿木畠の無国籍料理店が「ニューももや」として「シェア金沢」に復活

柿木畠の無国籍料理店が「ニューももや」として「シェア金沢」に復活

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 金沢市の複合タウン「シェア金沢」に8月1日、無国籍料理店「ニューももや」(金沢市若松町、TEL 076-256-1014)がオープンした。

「シェア金沢」の内観

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 同店は天然温泉やギャラリーなどが入る「シェア金沢」本館にある。店舗面積は約66平方メートル。テーブル席3卓12席、カウンター8席を設ける。市内中心部にほど近い柿木畠で25年以上営業し2011年に惜しまれつつ閉店した「ももや」が、マスターもメニューも同じく復活した。復活の理由は新たに店を構えたシェア金沢にあるという。

 シェア金沢は敷地内に高齢者向け住宅や学生向け住宅、障害児童施設などの福祉施設、ブータン王国のセレクトショップやキッチンスタジオ、ウクレレショップ、ライブカフェ、全天候型グラウンドにアルパカ牧場など、個性豊かな施設が街並みを形成している。

 シェア金沢を経営するのは社会福祉法人「佛子園」。同法人の関係者が学生時代から柿木畠の同店に通っており、再開の話が出た際、「福祉の観点に立って、身体障害者が働きやすい場所、人並みの報酬を得られる場所をつくるためオープンした」と同店マスターは話す。

 オープン初日には常連客も多く駆け付け、人気メニューだという「明太子オムライス丼」(700円)や「ももや丼」(600円)に舌鼓を打ったという。店舗横には駄菓子コーナーも設置。ソフトクリームなども販売し、湯上がり客の憩いの場にもなっている。マスターは「人里離れた場所だが、天然温泉もあり半日は遊べる。ぜひ施設とセットで楽しんでほしい」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は11時~21時。第1・第3月曜定休。

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