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北陸新幹線の新型車両W7系、神戸港から海上輸送で金沢港に入港

クレーンにより車両の陸揚げを行う様子

クレーンにより車両の陸揚げを行う様子

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 2015年3月開業予定の北陸新幹線の新型車両「W7系」の6車両が4月11日、金沢港に入港し、白山総合車両所への輸送に向けクレーンによる積み替え作業が行われた。

金沢港に入港した北陸新幹線の新型車両

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 同車両は4月7日、川崎重工業兵庫工場(兵庫県神戸市)を出発し、貨物船3隻で神戸港を出港した。瀬戸内海から関門海峡を通り金沢港へと向かっていた。航路は約972キロ。新幹線車両の海上輸送で日本海側を通るルートは今回が初。

 W7系はJR西日本とJR東日本による共同開発で、1編成は12両。今後、年内に10編成全車両の製造を終えるという。「和の未来」をコンセプトにデザインされた車両は、車体色はアイボリーホワイト、車体上部は空色、車体中央の帯色は銅色と空色で塗装されている。両先頭車となる1・12号車の両側面には「輝く未来に向かって突き進むイメージ」をコンセプトとしたシンボルマークが配置されている。

 当日、「グランクラス」用の12号車が約15分をかけてクレーンで陸揚げされた後、入港セレモニーが行われた。出席した谷本正憲石川県知事は「実物を見て感慨ひとしお。開業効果が全県に波及するよう、地域の魅力向上など準備を進めていきたい」と祝辞を述べた。

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