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英語版ドライブガイド「ROAD TRIPPIN’」創刊-金沢発レンタカーの旅を提案

金沢のデザイン会社が創刊した「ROAD TRIPPIN’」

金沢のデザイン会社が創刊した「ROAD TRIPPIN’」

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 金沢のデザイン会社アーテックス(金沢市竪町、TEL 076-261-5175)は4月1日、無料の英語版レンタカードライブガイド「ROAD TRIPPIN’」を創刊した。フリーの外国人観光客を対象に、金沢を拠点としたレンタカーの旅を提案する。

誌面では1泊2日の奥能登ドライブを特集

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 創刊号は携帯しやすいスリムなサイズでカラー48ページ。金沢を拠点に加賀地区、白川郷・五箇山、能登地区を巡るドライブルート4コースを提案するほか、日本の交通ルール、トラブル対処法、レンタカーの借り方などを紹介している。

 10ページにわたって特集している1泊2日の奥能登ドライブルートでは、車でなければ訪れることが難しい観光スポットや、能登各地で開催される夏のキリコ祭りの情報に加え、英語での対応が可能な施設、外国人観光客を歓迎する施設を多数掲載している。

 発行部数は1万部。金沢市内での配布場所は、JR金沢駅構内の石川県金沢観光情報センターで外国人客に観光情報を提供する「金沢グッドウィルガイドネットワーク(KGGN)のほか、レンタカーショップ、宿泊施設など。

 アーテックスは2008年より外国人観光客向けの英語版フリーペーパー「eye on Kanazawa」の発刊を続けており、フリーで金沢を訪れる外国人観光客のニーズや動向に詳しい。また、市内のホテルなどがつくる「外国人旅行客おもてなし推進会」の事務局も務め、石川県内の観光情報を発信するウェブサイト「Experience Kanazawa」の運営を行っている。

 同社社長で編集人でもある川上広造さんは「金沢に来てくれた外国人観光客に能登のキリコ祭りを見てもらいたいと思ったことが、レンタカードライブガイドを創刊するきっかけになった」と話す。2015年春の北陸新幹線金沢駅開業をにらんで構想を練っていた事業だったが、2020年の東京オリンピックの開催が決まりさらなる追い風も感じている。

 「レンタカーを活用することで、金沢を拠点とした旅の可能性は大きく広がる。石川県内だけでなく、北陸、中部地区にある素晴らしい観光資源を外国人観光客にもっと楽しんでもらいたい」(川上さん)。

 同誌は年2回発行を予定しており、現在9月に発行する第2号に向けて企画作業を進めている。

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