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金沢・近江町市場近くにビストロ新店、パリの街角を思わせる店づくり

「フレンチ・ネオビストロ ラシック」の外観

「フレンチ・ネオビストロ ラシック」の外観

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 金沢の近江町市場近くに2月1日、フランス料理店「フレンチ・ネオビストロ ラシック」(金沢市袋町、TEL 076-232-4570)がオープンした。

「フレンチ・ネオビストロ ラシック」の店内

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 パリの街角でにぎわうビストロを再現したかのようなインテリアに仕上げた同店。店舗面積は26坪で、1階・2階合わせて30席を設ける。客単価は、ランチ=2,000円前後、ディナー=5,000円前後。

 「幼いころから、幅広い世代の人でにぎわうフランス料理の『食堂』を持つことが夢だった」というオーナーシェフの榊原隆志さん。地元金沢のほか、フランス・東京・名古屋のフランス料理店で15年の経験を積み、満を持して自身が納得する店づくりの計画を始めた。

 出店にあたり協力を仰いだのが、金沢の「粋」を生かした魅力的な街づくりを進める「金澤まちづくり公社」(此花町)。同社社長で一級建築士の安久豊司さんと共に1年をかけて計画を進めてきた。地元のほか首都圏などでも市場調査を重ね、コンセプトやメニュー、店舗作りなど互いの意見を何度も擦り合わせた。

 完成したのが、本格的なフレンチの技術を持つシェフが気軽で親しみやすい「食堂」を目指した「ネオビストロ」。店名は訪れる人たちが「自分らしさ」を取り戻せる空間を提供できればという思いから、フランス語で粋(いき)を意味する「La Chic」とした。

 ランチは1,050円・1,260円・1,575円の3コースを用意し、600円の追加でコーヒーとデザートかチーズが付く。ディナーはコースまたはアラカルトで提供。コース(2,800円)は、前菜・温前菜・メーンをそれぞれ選ぶプリフィックス制。「能登豚肩ロースのロースト」「真タラと白子のグラタン仕立て」など、地元食材を取り入れたプレートも人気を集める。ワインは3,000円台から豊富にそろえ、グラスでも5種類ほど用意する。

 営業時間は、11時30分~14時、17時30分~21時30分。月曜定休。

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