「柿木畠ポケットパーク」(金沢市広坂1)や「タテマチハーバー」(竪町)など金沢市中心部3カ所で2月22日・23日、屋外立ち飲みイベント「金澤もてなし雪見バル」が開催され、親子連れやグループなどが料理とドリンクを手に楽しい時間を過ごした。
2月は中心商店街にとって年間で最も来客数が少ない閑散期に当たることから、多くの人を呼び込もうと金沢中心商店街まちづくり協議会が企画した。
「バル」は街角にある「立ち飲み酒場」を指すスペイン語。「雪見バル」では会場となった公園を「立ち飲み酒場」に見立てて、和食店や洋食店、中華料理店、居酒屋、穴水町の「かきまつり」などが屋台を並べた。
23日は晴天に恵まれイベント名にうたわれた「雪見」を堪能することはできなかったが、来場者は春を思わせるような暖かい日差しの下、グラスを傾けながら家族や友人と談笑していた。
中でも人気を集めたのは「かきまつり」のコーナー。同祭で毎年人気を集めている「炭火焼きコーナー」を金沢にいながらにして体験できることから、親子連れらが次々にコンロを囲み、殻付きのカキを焼いて熱々を頬張っていた。