「世界のCMフェスィバル in KANAZAWA」が2月1日、石川県立音楽堂の交流ホール(金沢市昭和町)で開催される。
世界から集めた最新・傑作CMを上映するフランス生まれの同イベント。日本では1999年、当時、九州大学の教師を務めていたジャンクリスチャン・プーヴィエさんが始めた。広告業界ではなく、一般に向けた「CM祭」として、今では全国的に広く知られている。金沢では6回目。
笑えるCMから考えさせられるCMまで、今年も多様なCMをラインアップ。約30カ国から200本を上映する。最新の「おすすめ」CMは、「夏を憎悪するエアコン」(アルゼンチン)、「一味違うスナック」(エジプト)、「男子禁制の保険会社」(南アフリカ)、「初の自由選挙に行こう」(チュニジア)、「筋肉で楽器をかき鳴らすCM」(アメリカ)など。
同イベント事務局の麻生恵美さんは「一つ一つにストーリーと落ちがあり、まるで短編映画のような作品を楽しんでほしい。途中、スポンサーからのプレゼントが当たる抽選会も予定しているので、多くの人に足を運んでもらいたい」と来場を呼び掛ける。
開催時間は15時~18時30分(予定)。入場料は、当日=3,000円、前売り=2,500円。ローソンチケット・チケットぴあ・同イベントのサイトで取り扱う。