「ミス・ユニバース・ジャパン」の石川大会最終選考会がこのほど、石川県かほく市の結婚式場「アマンダンヴィラ金沢」で開催され、金沢市在住で専門学校「金沢美専」モデル総合学科1年の遠山あすかさん(19)が石川代表に選ばれた。遠山さんは来年3月に東京で行われる日本大会に出場する。
ミス・ユニバース・ジャパンは「世界一の美女」を目指す日本女性をプロデュースする美の祭典。日本大会で日本代表が決まり、選ばれた女性は来年秋、アメリカで開かれる本大会で80カ国以上の代表と栄冠を競うことになる。
石川大会には12人が応募し、うち7人が最終選考会に出場した。7人はそれぞれ加賀友禅と私服、ウエディングドレス姿でステージに立ち、自身の魅力をアピールした。審査項目は表情、スタイル、知性・品、個性、情熱など9つあり、審査員の評価が最も高かった遠山さんが石川代表に輝いた。
遠山さんは身長170センチ、体重52キロ。ニューヨークで活躍するファッションモデルになるのが夢という。
「短所を長所に変えることをモットーにしている。背が高いことも、彫りが深くてハーフに見られることがあるのも、以前はコンプレックスだった。自信とオーラに満ちあふれた堂々とした女性として、日本の美を代表する存在になりたい」と、日本大会に向けて意欲を燃やしている。