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ツエーゲン金沢、ホームゲームに金沢市民を無料招待

森下仁之監督(前列中央)が率いるツエーゲン金沢(ツエーゲン金沢提供)

森下仁之監督(前列中央)が率いるツエーゲン金沢(ツエーゲン金沢提供)

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 日本フットボールリーグ(JFL)所属の地元チーム「ツエーゲン金沢」はホームゲームに金沢市民を無料招待する。ファン層の拡大が目的で、事務局では「ひたむきにプレーする選手たちの姿を見てほしい」と来場を呼び掛けている。

4月22日に金沢市民サッカー場で行われた栃木ウーヴァFC戦で、攻め上がる石舘選手と山崎選手

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 招待日は5月6日から最終戦の11月18日までの13試合のうち7試合。金沢市内を7エリアに分けて、エリアごとに招待日を決めて実施する。

 初日にあたる6日は、諸江、鞍月、浅野川、粟崎、大浦、松寺の湖南地区が対象となる。一般の観客の当日券は、大人がS席=2,000円、A席=1,500円、小・中・高校生がS席=700円、A席=500円だが、同地区の住民はこの日、会場の金沢市民サッカー場(磯部町)で運転免許証や健康保険証などを提示すればA席で無料観戦できる。

 6日の対戦相手は、HOYO大分(大分県由布市・大分市)。ツエーゲン金沢は2戦目以降、勝ち星がなく、勝ち点5(1勝4敗2引き分け)、同リーグ17チーム中15位(5月1日現在)にとどまっており、久々の勝利が期待されている。

 同チームが市民全員を対象に無料招待するのは初めて。昨シーズンまでの1試合当たりの平均観客数は約2500人で、J2昇格に必要な3000人に届かないことから、「まず、ホームタウンの市民に一度足を運んでもらい、昇格を応援してもらおう」と企画した。

 同チーム事務局の越森佳奈さんは「7試合合わせて(無料招待者が)5000人ほど来てもらえたらうれしい」と控えめの予想を立てる。

 今後は津幡町や小松市にも無料招待地域を拡大したい考えで、来季以降も実施する。地区別の招待日は同チーム公式ホームページで確認できる。

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