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金沢の「冨單」監修のつけ麺、北陸3県のローソンで期間限定販売

発売された「冨單監修 濃厚魚介豚骨の味玉つけ麺」

発売された「冨單監修 濃厚魚介豚骨の味玉つけ麺」

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 金沢のつけ麺店「冨單(ふうたん)」(金沢市有松2、TEL 076-226-1178)が監修したつけ麺が11月22日、北陸3県のローソン約370店で発売された。

つけ麺店「冨單」

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 関東でブームとなっているつけ麺を全国に広げようと、今春から「つけ麺文化創造プロジェクト」と銘打ち多様な商品を打ち出してきた同社。今回はその第4弾として、全国11エリアの人気店11軒が監修した商品を各地域限定でラインアップした。北陸では、石川県内の91店舗を対象にしたアンケートの結果、得票数が最も多かった同店を選んだ。

 売り出されたのは、同店の看板メニュー「つけ麺」と、トッピング具材「味玉」をできる限り再現した「濃厚魚介豚骨の味玉つけ麺」。極太麺に半熟の食感が味わえる煮卵1個、チャーシュー、なると、メンマ、ノリ、ネギを載せ、「魚介系と豚骨系を配合した、濃厚でありながら後味がすっきりしている特製スープ」(同社)を添える。同店社長の本庄淳一さん(30)が3カ月前から幾度も味見し、製造会社に不足点を伝えてようやく仕上がった味。本庄さんは「全く同じではないが、雰囲気も含めて再現できた」と太鼓判を押す。

 価格は498円。販売は12月19日まで。ラーメンやパスタなど、その他の調理麺の2.5倍に当たる約2万5000食の販売を目標に掲げる。今月13日の時点で東日本6エリアと西日本5エリアの売り上げ各1位に輝いたつけ麺は、20日から来年2月上旬まで「東西横綱」として全国販売を予定する。

 本庄さんは「ローソンさんという大勢の方が知っている大きな会社から認めていただいたことが、一番うれしい。1位になれるように努力したので、結果を心待ちにしている」と声を弾ませる。

 同社広報担当者は「思いを持っている全国の店を紹介していきたい。地域のお店は地元のお客さまに好まれる味を研究しているので、よりつけ麺を知っていただける機会になるのでは」と期待を込める。

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