金沢絵柄のネクタイに新柄登場-金沢美大生デザインの第2弾

ユニークな新柄がそろった金沢美大生デザインの金沢ネクタイ

ユニークな新柄がそろった金沢美大生デザインの金沢ネクタイ

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 金沢美術工芸大学で視覚デザインを専攻する学生がデザインする「金沢ネクタイ」第2弾の新柄が発売され話題を呼んでいる。ネクタイ専門の製造会社「kley(クレイ)」(富山県高岡市)が製造するネクタイで、「金港堂」(金沢市片町2、TEL 076-262-7535)や「めいてつ・エムザ」(武蔵町15、TEL 076-260-1111)などで販売されている。

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 同商品第1弾の販売は2005年12月。金沢をアピールできて価格も手ごろなことから、地元テレビ局のアナウンサーが番組で着用したり、県外への出張の際に着けていく人が多かったりと評判が良かったことを受けて、今回第2弾の販売が決まった。

 今回の新柄は6柄3配色で、内容は以下の通り。「兼六園ライン」(1本のラインで兼六園を描いている)、「兼六園四季」(1本の樹木の四季が描かれている)、「兼六雪吊り」(兼六園名物の雪吊り作業をしている絵柄)、「茶屋街」(茶屋街に人がにぎわっている様子の絵柄)、「金沢和菓子」(さまざまな和菓子がかわいらしくちりばめられている)、「あんころ」(餅をあんこで包んだ一口サイズの和菓子「あんころ」が列をなしているところに、ひとつだけ楊枝がささっている「あんころ」があり、ユーモアたっぷり)。価格は各2,625円。

 同大学ではこの試みを通じ、学生たちのデザインの勉強はもちろん、卒業して社会に出た際に即戦力となれる人材を育成したいという考えがある。「自分の好きなデザインをするだけでなく、今回は『売れるものを作る』というテーマで臨み、デザイン提案から確定までのさまざまなやりとりを通じて、より実践に即した社会勉強ができた」(同大学の寺井准教授)という。今回も売れ行きが順調なため、第3弾の話も持ち上がっているという。

金沢美術工芸大学金港堂

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