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金沢・藤江北に「塩味のケーキ」専門店-併設の美容室がプロデュース

(右から)ケーク・サレの「さつまいも&ゴマ」、「ラタトゥイユ」(「Cake de Cake」提供)

(右から)ケーク・サレの「さつまいも&ゴマ」、「ラタトゥイユ」(「Cake de Cake」提供)

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 金沢・藤江北に9月7日、美容室がプロデュースする「塩味のケーキ」専門店「Cake de Cake(ケーク・ド・ケーク)」(金沢市藤江北、TEL 076-267-1230)がオープンした。県内で美容室の新店が相次いでオープンする中、差別化を図るため「ヘアスタイルだけでなく、体の中からも美しく健康になってもらおう」と開いたもの。

美容室に併設された「Cake de Cake」

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 同店では、フランス語で「塩味のケーキ」を意味する「ケーク・サレ」を手作りして販売する。「HANABUSA(ハナブサ)」(野々市町御経塚1)のオーナー、山本公生さん(36)がパリコレクションのヘアメークを担当するヘアアーティスト、ジュリアン・ディスさんのアシスタントを務めるためフランスに滞在した時、デリカフェで口にし着目したのがケーク・サレ。藤江に3店舗目を開くにあたり、一角を利用して開いた。

 ケーク・サレは「各家庭の母親が余りものをパンにするという発想で作るパリの田舎料理」(山本さん)で、中に入れる具材によって味が変わる。店内で扱うのは、美容と健康に配慮して野菜をふんだんに使った「エビ&アボカド」「ベーコン&ブロッコリー&卵」「カボチャ&クランベリー」など8種類。「ひじき&野菜」「高菜漬け&明太子」といった和風のものも用意する。砂糖と食品添加物は一切使っておらず、「朝食やランチにお薦め」という。価格は1ピース220円~270円。

 店舗面積は約66平方メートルで、20席分のカフェコーナーも用意。コーヒーやグラスワインなどのドリンク類と共に提供する。

 メニューはこのほか、同市高尾台のレストラン「オーミリュー・ドゥ・ラ・ヴィ」が作る特製生野菜ジュース。キュウリやパプリカ、ゴーヤ、セロリ、リンゴなどを日替わり提供している。

 山本さんは「金沢で、どこよりも早く新しいものに挑戦したかった。全国にはパン店や雑貨店を併設したサロンもあり、これからは美容室がお客さまのライフスタイルにまで入り込んでいく時代になるのでは。店ではトリュフを使った高級ラインや男性が好むウインナーを1本丸ごと入れたもの、甘いものも出していきたい」と、新たなメニュー作りに意気込みを見せている。

 営業時間は10時~19時。月曜、第2・第3火曜定休。

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