江戸時代の農家や商家、武士の住まいを移築し、展示公開している金沢湯涌江戸村(金沢市湯涌荒屋町、TEL076-235-1267)で8月20日、手作りの水鉄砲を使った野外ゲーム「湯涌山の戦い~城を攻め落とせ!~」が開催される。
夏休み中の子どもらに水を使った遊びの場を提供し、湯涌江戸村に親しんでもらおうと初めて企画した。当日は参加者自らが竹をくりぬいて水鉄砲を作り、山城に見立てた農家への坂道に立つ的を狙う。参加者は江戸時代にタイムスリップしたような風景の中で、合戦に明け暮れる戦国武将の気分を味わえる。大人も参加できる。
湯涌江戸村は閉鎖した旧江戸村を引き継いだ金沢市が昨年9月25日、藩政期の農家3棟、商家2棟、宿場の問屋1棟、足軽の住居1棟と武家の表門1棟の計8棟を移築してオープンした。7月31日までの入場者数は約3万人で、イベントを機会に、これまで足を運んだことのなかった市民や観光客らが立ち寄ってくれることを期待している。
開催は14時から。入園料は、一般=300円、65歳以上=200円、高校生以下無料。事前申し込みは不要。