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JR七尾線に「宇宙人」観光アテンダント-UFOのまち・羽咋市をPR

特急列車の横で敬礼するサンダー君(左)と通訳

特急列車の横で敬礼するサンダー君(左)と通訳

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 金沢-羽咋間を走るJR七尾線の特急列車に7月16日、「宇宙人観光アテンダント」が登場し、乗客を喜ばせた。

敬礼ポーズで写真撮影に応じるサンダー君

 この宇宙人の名前はサンダー君。羽咋市に来たものの、UFOの故障で帰れず、同市の宇宙科学博物館「コスモアイル羽咋」でアルバイト暮らしをしているという設定。性格は「恥ずかしがり屋で、怖がられると傷心するタイプ」だという。車内では乗客がパニックにならないよう、通訳を務める地球人が付き添っている。

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 同市は空飛ぶ物体が登場する昔話や「空から降ってきたなべが人をさらう」という神隠し伝説が残っていることから、「UFOのまち」を標ぼうしている。宇宙人観光アテンダントは、9月1日に迎える七尾線電化開業20周年を記念し、同館とJR羽咋駅前の商店街、タクシー業者でつくる「羽咋駅周辺にぎわい創出協議会」が観光PRに役立てようと企画した。

 髪の毛のない緑色の頭に黒色の大きな目が個性的なサンダー君。大人たちは携帯電話のカメラで撮影したり、同市や和倉温泉の観光チラシを受け取って「御苦労さま」と声を掛けたりと歓迎したが、子どもたちからは「怖い」と悲鳴も。能登町の祖父母宅へ遊びに行く途中の名古屋市在住、小学2年の中平百香さん(7)は「だまされてさらわれて行ったらどうするの」と母親のユカリさん(44)に抱きつき、他の乗客らの笑いを誘った。

 サンダー君は8月31日までの土曜・日曜・祝日(8月13日・14日を除く)、同区間を走る特急列車1日2往復に姿を見せる。車内では子どもたちとじゃんけんゲームをし、勝者にはUFOを描いた絵ハガキやJR西日本製の電化開業20周年記念缶バッジ、シールなどを進呈する。

 サンダー君が乗車する列車は次の通り。サンダーバード20号(10時40分羽咋発、11時16分金沢着)、しらさぎ3号(11時57分金沢発、12時27分羽咋着)、サンダーバード28号(13時26分羽咋発、14時9分金沢着)、サンダーバード19号(15時2分金沢発、15時40分羽咋着)

 七尾線ではこのほか、JR西日本金沢支社が宇宙人を車体に描いた普通電車「UFOのまち羽咋号」や和倉温泉のゆるキャラをモデルにした「和倉温泉わくたま号」などを走らせている。ラッピング電車は1日2往復程度で、9月30日まで。

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