片町商店街での思い出が街路灯に-コピー&エッセー入選作発表

入選作がプリントされた片町商店街の街路灯フラッグ

入選作がプリントされた片町商店街の街路灯フラッグ

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 片町商店街振興組合(金沢市片町2、TEL 076-232-0630)が募集していた「片町メモリアルコピー&エッセイ」の入選作が決まり、12月上旬より同組合ホームページと同商店街に掲出された街路灯フラッグで思い出をつづった言葉の数々が紹介されている。

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 同商店街は1894年(明治27年)ごろに組合が設立された、日本一古い歴史を持つ商店街。同組合では7月より同商店街にまつわる思い出をつづったコピーとエッセーを募集していた。応募作はコピー=850作品、エッセー= 86作品にのぼり、11月中旬に行われた審査の結果、入選作41作品が決まった。応募者は20代から70代まで幅広く、地元在住者や転勤で金沢に在住していた人など金沢市内外から作品が寄せられた。

 グランプリに輝いた島本沙紀さんのエッセー「透明人間は耳がいい」は、チラシ配りのアルバイトをした時のひとコマが片町の印象とともにつづられている。人生の転機や恋模様を絡めて思い出を書き留めた作品や、昼も夜もにぎわう繁華街らしく昼の片町と夜の片町を交差させて描いた作品も。同組合販促委員長の榊克則さんは「歴史が長い商店街ならではの作品が寄せられたと思う。若い方から年配の方まで、皆さんの片町に対する思い入れが感じられる作品ばかりだった」と振り返る。

 ホームページ上では入選作全作品が紹介されており、街路灯にはコピー作品と昨年度募集した写真部門の優秀作をペアにしたフラッグが掲出されている。12月中旬よりテレビコマーシャルでも入選作を紹介。同取り組みは昨年度から始まった3年計画のブランディング活動の一環で、来年度には写真部門とコピー&エッセー部門の入選作を掲載した小冊子を制作する予定

片町商店街振興組合日本一の歴史を持つ片町商店街が言葉でつづる「思い出」募集(金沢経済新聞)

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