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金沢のコーヒーショップ、オリジナルブレンド豆で被災地支援

自家焙煎珈琲豆「ジラフコーヒー」の外観

自家焙煎珈琲豆「ジラフコーヒー」の外観

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 金沢で自家焙煎(ばいせん)コーヒー豆を販売する「ジラフコーヒー」(金沢市新神田、TEL 076-291-5555)が現在、売り上げの一部を東日本大震災の義援金に充てる活動に取り組んでいる。

自家焙煎珈琲豆「ジラフコーヒー」の店内

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 2007年のオープン以来、「コーヒーになじみのない人にも楽しんでもらえるような、分かりやすいおいしさ」を意識し世界各国からコーヒー豆を仕入れる同店。常時、えりすぐりの約10種類と独自に配合したハウスブレンドを用意する。

 震災後、現地でボランティア活動を行ったという店主の朝日柳太郎さんは「一人ひとりが、毎日の生活の中でできる継続的な支援を続けたい」との思いから、自身でブレンドしたコーヒー豆「JIN」の売り上げの一部(100グラム=490円のうち50円)を、日本赤十字社を通して被災地に寄付することを決めた。

 「JIN」は、朝日さんの祖父の名前「甚太郎(じんたろう)」さんから名付けた。「自分以外の人にとても優しい人だった。その志を受け継ぎ、少しでもできることを形にしようと思った」と朝日さん。高品質なブラジルとインドネシアの豆をブレンドしたもので、優しい味わいが特徴だという。

 朝日さんは「コーヒーを通しても、復興支援の力になることができると思う。小さなことを積み重ね、日本を元気にしたい」と来店を呼び掛ける。

 同商品は、店頭のほか電話や同店のサイトでも販売する。販売は9月30日まで。

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