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キャッスルイン金沢、客室の一部をゲストハウスとして提供開始

ゲストハウス利用者のためのダイニング

ゲストハウス利用者のためのダイニング

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 金沢のホテル「キャッスルイン金沢」(金沢市此花町、TEL 076-223-6300)が4月28日、長期滞在者やエコノミーに滞在する人を対象に、客室の一部を利用したゲストハウスの営業を始めた。

キャッスルイン金沢の大浴場

 低価格で長期滞在が可能な宿泊施設として誕生したゲストハウスは、バックパッカーをはじめ、時間的にゆとりのある旅行者に利用されている。ベッド以外の施設は共用部分が多く、リビングやサロン、炊事施設などが用意されていることから、最近では単身赴任者や学生らが国籍や世代を問わず交流できる場としても注目されている。

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 同ホテルでは全194室の客室のうち10室程度をゲストハウスに充て、外国人観光客のほか県内遠方からの利用客も見込む。また、東日本大震災の被災者を金沢でいち早く受け入れた経験から、今後もゲストハウスを活用した被災者支援を続ける。

 部屋のタイプは、20平方メートルのツインと25平方メートルのトリプルを用意する。他のゲストハウスで見られる2段ベッドではなくホテルで使用する通常のベッドを置くことで、ゆったり過ごせるようにしたうえ、大浴場を使えることで差別化を図る。食事については、基本的に共同キッチンでの自炊を勧めるが、朝食はホテルのバイキングを利用することもできる。

 今後について、「共同スペースでもあるダイニング部分を交流の場として県民にも開放したい。これまで日本語のみで行ってきた当ホテル主催の観光ツアーを英語でも対応する予定」と同ホテルの藤橋由希子さん。「金沢の魅力は暮らすように過ごすことでより深く理解できるのでは。日本人の旅行スタイルの定番は周遊や2泊程度の短期滞在が主流だが、腰を据えてゆっくりと土地の魅力に触れてもらいたい。費用面を抑えることができるだけでなく、ゲストハウスには価格以上の価値があることを実感してほしい」と利用を呼び掛ける。

 利用料金は、ドミトリー(相部屋)=1泊2,900円・1週間1万7,500円・1カ月6万円、個室(シングルユース)=1泊4,500円・1週間2万5,900円・1カ月9万円、個室(ツイン・トリプル)=1泊2,500円・1週間1万5,400円・1カ月6万円。

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