「金沢市観光会館」(金沢市下本多町6番丁)の名称が4月1日より、「金沢歌劇座」に一新される。
金沢市観光会館は、金沢の観光事業や文化・産業の振興を図るために、1962(昭和37)年に尾山神社横にあった公会堂を新築移転し、1,919人収容の多目的ホールとして竣工し、45年に渡り金沢市民に親しまれてきた。
竣工に際しては、国が公会堂でなく観光施設として起債を認めたため、名称に「観光」が付いたが、舞台公演や会合などに利用されるケースが多く、名称に違和感があるとの声が強まっていた。今回の改称により、今後は洋楽、邦楽からミュージカル、オペラ、バレエまで、多彩な舞台芸術を上演し、コンベンション機能も備えた拠点施設として再スタートを切る。
同館の改称記念事業として6月21日、葉加瀬太郎さんのコンサートツアー「RE」が開催される。開演は19時で、料金は6,500円(全席指定)。3月26日から、郵便為替による先行予約が開始された。