金沢芸術創造財団(金沢市柿木畠1)は今年5月、「かなざわ史跡コンサート」2公演を行う。
5月19日には大乗寺(金沢市長坂町)で中国出身の古箏奏者、季晶(き・しょう)さんと楊箏奏者、石らい(せき・らい)さんによる「歴史と未来のハーモニー~西安の風、洋々と~」を、同29日には金沢市民芸術村パフォーミングスクエア(金沢市大和町1)で「渡辺貞夫クインテット2007」公演を、それぞれ開催する。
「かなざわ史跡コンサート」は、金沢近隣の史跡や歴史的な建造物の中でクラシックや邦楽などの伝統的な音楽を演奏する企画型コンサートで、昨年12月までで延べ150回を数える。2007年度からは、開催会場に金沢市民芸術村、もてなしドーム、金沢21世紀美術館などの現代の会場を加えるほか、音楽ジャンルもジャズ、ポップスなどに幅を広げ、充実を図るという。
入場料は、5月19日=前売り1,000円、当日1,500円、同29日(火)=5,000円(全席自由)。チケットは3月15日から発売している。