加賀の温泉旅館が「大人のための修学旅行」企画-枕投げ用枕貸し出しも

宿泊客は大広間に布団を並べて雑魚寝する

宿泊客は大広間に布団を並べて雑魚寝する

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 山代温泉の旅館「加賀屋宝生亭」(加賀市、TEL 0761-77-1143)が8月から、中学・高校時代の修学旅行を追体験できる同窓会向け宿泊プラン「大人のための修学旅行」の提供を始めた。

宿泊客に貸し出す枕投げ用枕と稲川さんの怪談CD、蚊取り線香。500円までのお菓子プレゼントも

 温泉旅館では通常、家族や小グループごとに和室を割り当てるが、同プランでは、男女別に大広間1部屋ずつを用意。それぞれ布団を敷き並べ、雑魚寝(ざこね)で宿泊してもらう。枕投げ専用枕や稲川淳二さんの怪談CD、蚊取り線香を貸し出すほか、深夜1~2時ごろ、教師に扮(ふん)したスタッフが竹刀(しない)を持って部屋を見回り、「こら!騒ぐな」としかるサービスも。

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 夕食は、地元・加賀市橋立漁港に水揚げされた魚介類の舟盛りに加え、ハンバーグやトンカツ、ナポリタンスパゲティ、豚汁、炊き込みご飯など、子どものころに親しんだメニューをそろえる。修学旅行らしく観光バスをセットにし、チェックイン前とチェックアウト後に希望の観光地数カ所を巡る行程も組む。車内では、参加者が高校生のころに流行った曲をBGMとして流し、1人1人に「500円までのおやつ」をプレゼントする徹底ぶりだ。

 発案した帽子山宗専務(33)は「自分の同窓会のアイデアを考えていたところ、女性スタッフが『雑魚寝で泊まると楽しい』と言い出し、話が盛り上がってこのプランができた。僕と同年代の30~40歳代の人、少し上の50~60歳代の人にも、心に残る同窓会にしてもらいたい」と話す。

 料金は、1人1万3,000円(土曜と祝日の前日は2,000円~3,000円増し)で、7人以上のグループが対象。現在、インターネット上でPRしているが、まだ利用はないという。

後援申請20141009