金沢のギャラリーで恒例「猫展」-県内外の作家2千点の猫作品展示

クラフト金沢で開催されている「猫展」の様子

クラフト金沢で開催されている「猫展」の様子

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 クラフト金沢片町店(金沢市片町、TEL 076-232-6557)で現在、毎年恒例の「猫展」が開催されている。

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 同ギャラリーで「一番人気」という同展は、県内外のさまざまな分野で活躍する作家がオリジナリティーあふれる猫を表現している。今回は30人の作家がオブジェやアクセサリー、手ぬぐい、ポストカードなど約2,000点を出展。その素材も陶器、ちりめん古布、粘土、木工、レザーなどさまざま。猫をテーマに制作活動を行う作家同士の輪から新たな出展者も増えた。

 愛知県の陶芸作家・渡辺志野さんの「黒頭巾(ずきん)招き猫」(大=15万7,500円、小=3万3,600円)は、愛嬌(あいきょう)ある猫の表情が来場者の目を引いている。猫の日常行動を主な題材に立体造形、水墨画、グラフィックデザインなどの手法で作品を作り続ける佐山泰弘さんの「5にゃんdeパズル」(1万500円)は、5匹の重なり合う猫がパーツとるパズルになったもの。新潟県出身のフリーデザイナー・深井和子さんは、しおり、マッチ箱、便せんセット(各420円)など身近なアイテムに猫を登場させる。

 同ギャラリーのスタッフは「毎年この時期が来ると、コアなファンが県内外から訪れる。今年も新たな作品が多く出そろい、猫好きには見ているだけ楽しい内容。ぜひ足を運んでほしい」と来店を呼びかける。

 営業時間は10時~18時。水曜定休。6月8日まで。

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