金沢エクセルホテル東急(金沢市香林坊、TEL 076-231-3913)で現在、特別企画として期間限定の「和ザートフェア」が開催されている。
和ザートは、和の食材を使ってパティシエが製作する洋菓子のこと。同企画は昨年も実施され好評だったことから、同ホテルが利用者のニーズを探るため引き続き開催を決めた。食材の選定やメニューの考案について「ヘルシー志向・地元の食材・季節感の要素を軸に進めてきた」と同ホテル担当の道上隆志さん。和の食材を洋菓子職人がアレンジし、和と洋両方の魅力を引き出す。
同ホテル2階のラウンジで提供される「和ザート」は、桜や抹茶の風味、豆腐などの食材を生かした洋菓子の数々。ぎゅうひで生クリームとふわふわのスポンジを包んだ「ぎゅうひショート」、抹茶のババロアを抹茶の生地で巻き込んだ「抹茶ロール」、桜のほのかな香りで春を演出するババロア「プランタン」、加賀棒茶を使ったゼリーとパンナコッタの「金沢komachi」、豆腐を混ぜ込んだシフォンに黒ゴマクリームを合わせた「豆腐のシフォン」など(各460円、テークアウトも可能)。食材の仕入れ状況により、メニューの変更もある。
道上さんは「パティシエ渾身のスイーツで、季節感を楽しんでほしい」と来店を呼びかける。
営業時間は10時~22時。5月31日まで。