金沢市民芸術村、アート工房で活躍する講師・サポーターの作品展

彫刻作家・林一平さんの作品

彫刻作家・林一平さんの作品

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 金沢市民芸術村(金沢市大和町)で開かれる展覧会やワークショップの講師やサポーターを務めるアーティストの作品を一堂に紹介する「36.56°展」が現在、同村で開催されている。

陶芸作家・寺田ひかりさんの作品

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 同村のアート工房が実施する企画展やワークショップは、立案から運営までディレクターが中心となり、さまざまなアーティストが協力し実現してきた。同展は、それらの活動を同工房の「緯度=36.56°」と位置付け、「この場所=アート工房」でアーティストらがかかわってきた軌跡をたどるとともに、「今後の活動の可能性に期待したい」との思いが込められたプロジェクト「Wall!ウォール!うぉーる!」の一環。

 出展しているのは陶芸・彫刻・金工・絵画などのアーティスト12人で、新保裕さん、林一平さん、渡部匡人さん、葛谷允宏さん、長原めぐみさん、渡辺秀亮さん、大間光記さん、戸出雅彦さん、モンデンエミコさん、家山真さん、寺田ひかりさん、村井啓哲さん。

 3月6日・7日は新保さん、長原さんらが公開制作を行った。今月14日(14時~)は「アート子ども茶会」で制作した茶室を使ったレセプションも開く。茶室で「コーヒーをたてていただく」「イワナを焼いて食べる」「クッキーを作って焼こう」などのプログラムを予定している。

 同工房担当者は「この展覧会を通して、活動の背景などを多くの人に知ってほしい。今後の工房運営の方向性を探る一助となれば」と期待を込める。

 開催時間は10時~18時。3月18日まで。無料。

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