木の持つ色や特性を表現する木工作家・ふるいともかずさんが個展

ふるいともかずさんの作品「ブタシュガーポット」

ふるいともかずさんの作品「ブタシュガーポット」

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 金沢のギャラリーショップ&カフェ「コニーズアイ」(金沢市武蔵町、TEL 076-204-8431)で現在、「ふるいともかず木工展・木の器と卓上の道具たち」が開催されている。

ふるいともかず木工展の様子

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 大阪出身のふるいともかずさんは1996~2001年、野生動物の生態を調査する仕事で山を歩き回る中、次第に木の持つ魅力に引かれ、その後2年間「森林たくみ塾」(岐阜県高山市)で木工・家具作りを学び、習得した技術をもとに家具作りを手がるようになった。現在は、京都に工房を構え製作活動を行いながら、全国で個展などを展開している。

 同展は、金沢での個展の場所を探していたふるいさんが、同ショップオーナーの小西さんに声をかけ実現した。主に広葉樹を使い、木の持つ色や特性を生かした作品には「大地・森・動植物・落ち葉・風・におい・生命感など、自分が歩き見てきた自然の世界を表現したい」との思いが込められている。

 会場には、木の器や卓上の小物など44点を展示。豆皿(525円~)、パスタ深皿(4,200~4,830円)など器のほか、ブタをモチーフにした愛らしいシュガーポット(4,830円)やバターケース(4,410~5,250円)、バターナイフ(840円)、筆箱(5,250円)など日常使いの小物が並ぶ。板チョコレートをかたどったコースター(1,050円~)はユニークな発想で、来場者の注目を集めている。

 営業時間は11時~18時。月曜・火曜定休。2月26日まで。

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