素材にこだわる「フレンチおせち」-金沢のフレンチ「マキノ」が販売

フランス料理店「Makino」のフレンチおせち

フランス料理店「Makino」のフレンチおせち

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 金沢のフランス料理店「Makino(マキノ)」(金沢市片町、TEL 076-208-3318)は現在、限定20個で「フレンチおせち」の予約を受け付けている。

「Makino」のフレンチおせち

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 同店は金沢の繁華街にありながら隠れ家のようにひっそりたたずむ客席12席の小さなフレンチレストラン。地元金沢出身のオーナーシェフ牧野浩和さんが「フレンチをカジュアルに楽しんでもらいたい」と、ガラス張りのオープンキッチンで地元の新鮮な素材を生かした料理を作る。オープン以来2年を経て、フランスのブルゴーニュ地方で修行を積んだ牧野さんの料理は地元でも評判となり、常連客のリクエストから「フレンチおせち」の販売を決めた。

 メニュー開発にあたっては、「冷めてもおいしいもの、温めなおすことでよりおいしくなるものを考えた」という牧野さん。真空パックなどで素材の鮮度を落とさない工夫も施す。使用する食材や量に応じて、2段重の2万円コースと3段重の3万円コース・5万円コースの3種を用意する。すべてのコースに有機野菜やこだわりの食材を使う。

 3万円コースの内容は「オマールエビのウニ風味、有機野菜のディップ、ホタテとブリのグリル、オイルサーディンのパイ包み焼き」「A5ランク若狭牛のローストビーフ、車エビのサフラン煮、地鶏のバルサミコ酢炒め、タラのコンフィ、ハマグリのブルゴーニュ風」「バスク豚のパテ、北海道産子羊のハム、鴨の生ハム、フォアグラのテリーヌ、鴨のスモーク、スモークサーモンのそば粉クレープ、タコのトマト煮、岩中豚のロースト、マロングラッセ、黒豆チーズ、アンポ柿、ホタテとカニのテリーヌキャビア添え」に「じゃがいもとオリーブオイルのもちもちパン」が付く。

 「元旦で食べきってしまいたくなるおせち料理」を目指す牧野さん、「ほかでは味わうことのできないオリジナルの『フレンチおせち』で一味違ったおいしい正月を迎えてほしい」と話す。

 注文は電話で受け付ける。完全予約制。締め切りは12月25日。同31日に手渡しで納品する。営業時間は18時~24時。水曜定休。

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