フィンランドの夏の過ごし方を紹介するイベント「Pikku Finland Day(ピック フィンランド デイ)~フィンランドの夏とユハンヌス(夏至祭)」が夏至の6月21日、金沢市民芸術村(金沢市大和町)で開催される。
同イベントは同日夜(19時30分~22時)に開催される「100万人のキャンドルナイト in 金沢市民芸術村」の関連企画として実施されるもの。会場では、フィンランドの夏至や夏の過ごし方をパネルや映像、トークショーなどを通して紹介する。
金沢を拠点に北陸と北欧の文化交流を進める「北欧はじめの会」によれば、1年を通して日照時間の短いフィンランドでは、太陽が輝く夏は大切な季節で、特に夏至は皆が集まり自然を楽しむ特別な日だという。
会場の一角には、「marimekko」「artek」「Iittla」など金沢ではあまり見られないフィンランドブランドの家具や雑貨などのプロダクトを展示。子どもも楽しめる「ムーミンビスケット釣り」などのコーナーも開設する。屋外の芝生エリアではフィンランドでなじみのあるフードをオリジナルで提案する「カフェ Pikku」を開設。地元レストランのシェフオリジナルの「金沢マッカラ」(ソーセージ)などを限定販売する。
同会代表の関敦子さんは「Pikkuは『小さな』の意味。たった1日のささやかなイベントだが、フィンランドののびのびとした夏の楽しみ方にふれてもらうと同時に、来場者の皆さんに金沢の自然の豊かさも再確認してもらいたい」と話す。
開催時間は11時~18時(雨天時は17時まで)。フィンランド大使館の研修生ラウラさんとフィンランドに留学経験のあるデザイナー植木希美さんのトークショーは13時~14時(先着50人、事前予約不要)。入場無料。